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2016年07月01日 (金) | 編集 |
アマガエルを含め両生類は
上陸前後にエラ呼吸から、肺呼吸+皮膚呼吸へと
革命的な呼吸方法の転換をおこないます。

なんか進化の瞬間を目にしているようで
感慨深いものがあります(^^)

1_2016062913111294c.jpg

2_201606291311105f1.jpg


そんな現象の陰に隠れて
見落とされがちなもう1つの大変化が
尾ヒレの吸収です。

オタマジャクシの時点で
体重の1/5ほどもあった尾ヒレをすべて吸収して
脚や体幹に再分配するというこの過程では
生物学者の常識を覆す仕組みが働いています。

これまで、カエルの尾の吸収には
アポトーシスという細胞を死に導くプログラムが
働いていると考えられてきました。

アポトーシスは
指の間の隙間とか
最終的には不要になる部分の細胞を死へと導く
複雑な形の生物を作るのに無くてはならない
細胞の自殺プログラムです。

だから、当然カエルの尾の場合も
アポトーシスだろうと
生物学者は考えていたわけですが
実際は免疫系を用いた細胞破壊なのだとか。

3_20160629131109eab.jpg

脊椎動物には
細胞性免疫といって
体内に存在する異物に対し
攻撃を加える細胞が存在するんですが
自分の細胞は攻撃しないように
自己と非自己を認識できるようになっています。
(他人の臓器を移植できないのはこれのせい)

それがカエルの尾では
吸収される時期になると
尾の細胞表面に非自己と認識されるような
タンパク質が作られ
結果、免疫細胞の攻撃を受けて死ぬらしいんですよ!

そんな方法で取り除かれる細胞が存在するとは
誰も思っていなかったんじゃないかと思います。

新しい細胞死のプロセスを解明した研究として
重要なのではないかと
備忘録代わりに紹介しておきます。

まとめると
アポトーシス = 自害
免疫による死 = 自殺志願

なんで、アポトーシスという
自殺プログラムが備わっているのに
あえて免疫細胞に殺してもらうという
回りくどい方法が取られるようになったのか
今後の解明が待ち遠しいばかりです。


【参考文献】
Mukaigasa et al. 2009 PNAS vol. 106, No. 43, pp 18309-18314
The keratin-related Ouroboros proteins function as immune antigens mediating tail regression in Xenopus metamorphosis.
http://www.pnas.org/content/106/43/18309.abstract


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